ファスティング(断食)は、摂取カロリーを減らすことによるダイエット効果や、内臓を休める効果などが期待できます。
しかし、ファスティングは取り組み方を間違えると、効果が上手く得られなかったり、身体に悪影響を及ぼしてしまったりします。
特に実施期間中に何も食べないファスティングは、日常生活に最低限必要なエネルギーや栄養素が不足してしまうため、少しの動作で疲れたり、逆にファスティング後にリバウンドしてしまい、本来の目的から外れてしまう恐れもあります。
ですのでファスティング中でも何かしらの形で栄養素は摂る必要があるのですが、ここでは「ヨーグルトでファスティングはできるの?」ということで、ヨーグルトファスティングについて
ヨーグルトファスティングのやり方
ヨーグルトは固体なので咀嚼することができる分、ジュースなどに比べて食べた感があり満足感が得やすいです。
またヨーグルトにはたんぱく質やビタミンなどを含むため、身体に無理なくファスティングを行うことができるのが特徴です。
ファスティング期間中は体調を崩しやすいです。
このため、疲れの溜まっている日や生理中は避け、できれば休日にファスティングを行うのが望ましいです。
そこでオススメなのが、週末(土日)にかけてヨーグルトと水のみを摂取するヨーグルトファスティングです。
ヨーグルトファスティングを行うにあたって、いきなり食事をヨーグルトのみにしてしまうと、身体が変化についていけず不調をもたらす可能性があります。
そのため、断食前日の夕食にはおかゆなどの消化に良いものを腹八分目程度食べるようにします。
ヨーグルトファスティングを行う2日間については、朝・昼・晩に150~200gのプレーンヨーグルトを摂取します。
甘味料は無いほうが良いですが、それが辛い方はオリゴ糖やはちみつなどと一緒に食べるようにしましょう。
また、ファスティング中は水分不足になりやすいため、1日2Lを目安に常温の水を飲むようにしてください。
ヨーグルトファスティングの翌日は油分を控えめにし、おかゆや暖かいスープなどを腹八分目程度食べるようにしましょう。
昼食後の胃の調子を確認して異常が無ければ、通常の食事に徐々に戻しても大丈夫です。
痩せるだけじゃない!ヨーグルトファスティングの効果
ヨーグルトファスティングには、ファスティングで得られるダイエット効果の他にも、嬉しい効果が期待できます。
ヨーグルトには乳酸菌が多く含まれるため、ファスティング中に摂取することで腸内環境を正常化させ、便秘や下痢などの症状が改善する効果があります。
特にファスティング中は便秘が起こりやすいので、ヨーグルトにより腸内環境が良くなることで便秘を防ぐことができます。
また、腸内環境は肌の調子とも密接に関係しているため、腸内環境が良好になることでの美肌効果も期待できます。
更に、ヨーグルトにはアレルギーや花粉症の症状を緩和する効果があるといわれています。
花粉症に悩んでいる方は、花粉が飛び始める前にヨーグルトファスティングを何度か実施してみるのもオススメです。
ヨーグルトよりも「酵素ドリンク」がオススメ
ヨーグルトは乳酸菌による便秘解消効果があり、断食には向いている食品といえます。
しかし、ファスティングを安全に効率良く行うなら「酵素ドリンク」もオススメです。
酵素ドリンクはファスティング専門に開発されているものが多いので、安全にファスティングを行うのであれば酵素ドリンクがファスティングに最も適しているといえます。
断食中に必要な栄養素のほか、何よりも濃縮された「酵素」が大量に含まれているので、普段の生活で失われがちな酵素を補給しつつ、短期間でデトックスする際のお供としてはピッタリです。
ファスティングは3日間から始めることができるので、「最近なんだか調子が悪いな?」という人はぜひ一度ためしてみてください。